会社にばれずに副業したい⇒経費を使って所得20万円以下で運営する

目安時間:約 9分

会社員の方が副業する時に不安に思うことが

会社にばれないかどうかということですよね。

 

 

会社の就業規則に副業禁止と書かれて

いるから副業はできないと諦めて、

ずっと会社員として働き続けるか。

 

 

それとも転職して副業ができる企業に勤めるか。

 

 

もしくは副業禁止の会社で働きながら

会社に黙って副業するか。

 

 

いずれかの選択が必要になります。

 

 

バレても給料が減る程度であれば

大きな問題にはなりませんが、

解雇されたりすると大問題ですよね。

 

 

そこでどういうタイミングで

会社に副業がばれてしまうのか

についてお話したいと思います。

 

 

副業は20万円以下ならバレないという噂は本当か

会社にばれないかどうかとビクビクしながら

副業していても、なかなか思い切った行動が

とれませんよね。

 

 

その結果なかなか成果が出なくなったり

してしまうと本末転倒です。

 

 

でも20万円以下なら副業はばれない

という噂を聞いたことがありませんか。

 

 

この噂は本当なんでしょうか。

 

 

結論から言うと、やり方を間違えてしまうと

20万円以下でもばれてしまいます

 

 

20万円はばれないという根拠

まずこの20万円の根拠ですが

 

・確定申告が必要かどうか

・所得税がかかるかかからないか

 

その分岐点が20万円なのです。

 

 

国税庁によると…

 

給与の収入金額が2,000万円以下で、かつ、

給与を1か所から受けていて、その給与の

全部について源泉徴収される人で給与所得

及び退職所得以外の所得金額が20万円以下

である人等、一定の場合には確定申告を

しなくてもよいことになっています。

 

とのこと。

 

 

つまり、会社の給与が年収2,000万円以下で

会社で年末調整している人は、副業の収入が

20万円以下の所得の場合、確定申告を

しなくても良いということです。

 

 

逆に言うと、

 

・会社員の給与が年間2,000万円以上

・給与が2か所以上からある

・会社で源泉徴収していない

・副業の収入が20万円以上ある

 

いずれかの場合は確定申告が必要です。

 

 

確定申告は毎年1月1日から12月31日までの1年間分を

翌年2月16日から3月15日の間に行います。

 

 

ただし注意が必要

確かに副業年収が20万円以下の場合、

確定申告で所得税を払う必要はありませんが、

所得が増えた分の住民税は支払う必要があります。

 

 

ネットの顔出しなどのプライベート出し過ぎ事情や、

沢山稼いだ自慢を職場の人間にバラされた以外では、

この住民税の部分でバレてしまうことが多いと言われています。

 

 

つまり、所得税は20万円以下なら申請は必要ないが

住民税はいくらであろうと申請の必要があるということです。

 

 

なぜ住民税でバレる

住民税の支払いは

 

・給与から天引き支払われる特別徴収

・納付書を使うなど年4回に分け自分で支払う普通徴収

 

2種類があります。

 

 

会社員の場合、特別徴収で支払っていることが多いです。

 

 

というのも特別徴収にしていると、

住民税の金額が会社に分かってしまいます

 

 

もしも副業でお金を稼いでいたら

同程度の給与の同僚より住民税が高くなり、

他の収入があることが経理担当者には

簡単にわかってしまうということです。

 

 

少しでも稼いだら住民税普通徴収の申請をしよう

対策としてできることは、

副業で利益を出す前にそもそも

副業が禁止なのかどうか調べること。

 

 

意外と副業が禁止じゃない会社もあります。

 

 

次にもし副業が禁止の場合、住民税は

自分で納付する必要がありますので

市区町村役場に行って、

住民税のための所得申請しましょう。

 

 

ただし、この方法ができるのは

事業としての収入のみです。

 

 

給与として支払われた副業所得は、

原則本業の会社の給与と合算され

本業の会社の給与から特別徴収されます。

 

 

この対応は市区町村によって対応が異なりますので

ご自身の住む市区町村役場に問い合わせてください。

 

 

20万円以上稼いでいる場合は?

副業の収入が20万円以上ある場合、

年末調整をした上で、

自分で確定申告する必要があります。

 

 

当然住民税も自分で支払うようにしましょう。

 

 

また、継続的に副業を行っていると会社に

ばれてしまうのが問題なら、20万円を超えた

年は自分で確定申告し、翌年からは家族を

代表にした法人化も視野に入れましょう。

 

 

そして、

たまたま去年は臨時収入があって…

などとごまかすことができれば

ギリギリセーフ。

 

 

プラスになってバレるなら

所得がプラスになって住民税でバレるなら

とんとんか、むしろちょいマイナスくらい

でいいのではないでしょうか。

 

 

20万円以下の利益は全部

経費に使ってしまいましょう。

 

 

・外注費

・広告費

・設備投資

 

 

もろもろ使ってとんとんから

ちょいマイナスくらいになれば

所得税も住民税もむしろ払い過ぎ。

 

 

これなら自分で確定申告する必要もなし。

住民性の申請も必要なし。

 

 

もちろん、赤字になっていれば

住民税の申請もしなければ

沢山支払うことになるだけです。

 

 

まとめ

確定申告

 

 

会社に勤めていて、

副業ばれしたら困るという方は絶対に

 

・顔出ししない

・自分の素性をブログやメルマガで出さない

・稼いでも同僚に話さない

 

というのを守った上で、

 

・20万円を超えない間は確定申告をしなくても

住民税は普通徴収で市区町村役場で申請。

 

・20万円を超える場合は自分で確定申告し、

翌年からは家族を代表にして法人化も視野に入れる。

 

 

ようにしていきましょう。




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